林業
鹿児島県鹿児島市
ミャンマー
3名

技能実習生を受け入れた前と後で変わったことは何ですか
技能実習生を受け入れてからは、社内の作業体制に良い変化がありました。人数が増えたことで、これまで個別で対応していた作業を分担しながら進められるようになり、業務効率も上がったと感じています。
また、部門を超えた連携や、コミュニケーションを取りながら作業を行う場面も増え、社内全体の雰囲気もより明るくなったように思います。
さらに、実習生へ指導を行う中で、こちらも作業における基本的な安全確認を見直す機会が増えました。教える立場になることで、自分たちの作業のあり方も改めて見つめ直すきっかけになっています。
技能実習生とのコミュニケーションで工夫していること、コツがあったら教えてください。
実習生とのコミュニケーションでは、何よりも「ゆっくり話すこと」と「ジェスチャーを交えること」を心がけています。専門用語や難しい表現については、翻訳機などのツールを活用し、できるだけわかりやすく伝えるよう努めています。
また、言葉の壁を越えて良好な関係を築くために、日常の中でのちょっとした気配りも大切にしています。たとえば、ミャンマー語であいさつを交わしたり、誕生日にはケーキを用意したりと、実習生が喜んでくれるような工夫をしています。さらに、休日には釣りを楽しめるよう道具を貸したり、月に1回ほどお菓子や食べ物を差し入れるなど、日々のコミュニケーションを通して、安心して過ごせる環境づくりを心がけています。
外国人技能実習生を受け入れようと思っている企業様へアドバイスをお願いいたします。
実習生は、日本人とは文化や習慣が大きく異なる中で働くことになります。まずはその違いを理解し、受け入れ、尊重することが何より大切だと思います。
そうした姿勢が信頼関係につながり、実習生の意欲や安心感にもつながっていきます。また、「努力や成果をきちんと評価してあげること」や、「困ったことがあれば気軽に相談できる環境づくり」も非常に重要だと感じています。
お互いにとって良い関係を築くには、コミュニケーションを絶やさず、日々のちょっとした関わりを大切にすることがポイントです。