業種

塗装/鋼橋塗装作業

年齢

20代前半

性別

男性

出身地

インドネシア

日常の業務内容について教えてください

朝の5時30分に目覚ましが鳴って、起きます。毎日頑張って早起きしています。

6時には家を出て、会社に向かいます。6時15分に会社に到着し、作業の準備をします。そして6時50分に、仕事の現場(現場)に向かいます。

現場には8時30分に到着します。まずは朝礼で、その日の作業内容や安全ルールを確認します。そして9時から作業スタートです。

作業は、鉄のポールをやすりで磨くことから始まります。サビがあるところには特別な液をぬります。そのあと、下地のペンキを塗り、ちゃんと塗れているかチェックします。

12時になるとお昼休憩です。1時間休んで、13時からまた作業が始まります。午後はメインの色(緑やグレー)を塗り、最後に仕上げのペンキを塗ります。そして、看板をつける準備をします。16時には作業を終わりにして、片づけをします。会社に帰るのは18時頃です。そして18時30分には家に帰ります。帰ったら、お風呂に入って、ごはんを食べて、部屋をきれいにします。20時30分からは、少しリラックスの時間です。ゲームをしたり、家族と電話したり、のんびりすごします。夜の22時30分には寝ます。

業務ができるようになるために自分で努力したことを教えてください

D君:仕事の経験だけでは足りないと思い、先輩からいろいろ学んでいます。大事なことはノートに書いて、あとでまた読みます。成長するためには、新しいことにチャレンジすることが大切だと思うので難しくても、新しい仕事にチャレンジする気持ちを大事にしています。

A君:コミュニケーションを大事にしています。仕事でわからないことがあれば、すぐに聞いています。質問して成長できるように努力しています。

Z君:自分の方法で勉強を頑張っています。家に帰ったらその日に聞いたことをノートで見直します。そして新しく覚えた日本語の言葉も書きます。すぐには覚えられなくても、毎日少しずつ努力しています。

日本にいる中で苦労したこと、助けてもらったこと、感謝していることがあれば教えてください。

D君:日本に来てすぐの頃、ゴミの分別が難しいと思いました。特にプラスチックゴミは別の場所に出さなければいけませんでした。その場所は少し遠くて、冬はとても寒い日が多かったので、とても大変でした。また寮では近所に迷惑をかけないように、いつも静かにギターを弾いています。会社では社員の方々がGoogle翻訳を使って難しい日本語をわかりやすく説明してくれたことやきちんと伝えようとしてくれる気持ちがすごく嬉しかったです。

それだけでなく、ときどきおかしやジュースを買ってきてくれることもありました。小さなことですが気にかけてくれていると感じて、心があたたかくなります。感謝していることは新しい仕事の経験ができたことです。今まで知らなかったペンキの作業を学び、ルールがしっかりしている日本の会社で、礼儀正しいスタッフたちと働けたことが嬉しいです。職場の雰囲気はとても居心地がいいです。

A君:仕事で高い場所に登ることは怖かったです。危険な作業に感じましたが日本の安全ルールを学んで、だんだん怖くなくなりました。そして、今では安全に気をつけながら仕事ができるようになりました。また社員の方がとても親切で、間違えても怒らず丁寧に教えて下さいます。「こうするといいよ」と優しく教えて下さるので自信もつきました。感謝していることは会社からのサポートです。ただ仕事をするだけでなく「どうしたらうまくできるか」といつも考えてくれていると感じます。先輩方もとても優しくてまるで家族と働いているみたいです。

Z君:日本語を聞きとることが難しかったです。最初は何を言われているか分からず、困りましたが、毎日少しずつ聞いたり話したりする中で、だんだん分かるようになってきました。

また寮への帰り道にはきつい坂があります。仕事で疲れた後、この坂を上るのは大変でしたが今では上ることにも慣れてきました。会社の方からベッドを頂きました。より良い生活ができるように助けてくださいました。また、バレーボールに誘って下さったり、遊びに連れていって下さったりすることもありました。感謝していることは日本でしか学べない特別なペンキの技術を学べたことです。そして、同じ部屋で生活している仲間たちと気が合うことも嬉しいです。たばこもお酒も飲まないし、ゲームが好きで話が合います。組合が何か問題があったときにすぐに対応してくれることも、とても心強いと感じています。

家族と離れての生活に不安もありましたが、会社が親切にしてくださいますので、ホームシックになることもなく、みなさんと楽しく仲良く過ごせています。