近年、突然会社に海外の送り出し機関から電話が入り、人材がいるので雇用しませんかとの問い合わせが来るケースが増えてきています。
これまではベトナムが主流でしたが、インドネシア、ミャンマー、カンボジア、バングラデシュ、ネパール、スリランカと最近はアプローチしてくる国も多様化してきています。
様々な事情から外国人技能実習生や特定技能外国人を受け入れたい(雇用したい)と考えている企業は、この手の電話に安易に飛びつくのは注意が必要です。
実は、面接等で外国人を決定する以上に、外国人を送り出す機関やその後の監理をする組合の選定が重要だからです。
昨年も技能実習機構からカンボジアの送り出し機関が3社受け入れ停止処分になりました。
https://www.otit.go.jp/notice_20230927/
組合もまた、ずさんな監理などを行っていると、受け入れをしている企業が知らず知らずのうちに違反行為を行っているなんてこともあります。
外国人の受け入れをされる際は、まずは組合や送り出し機関から話を聞き、日頃の取り組みや実績、制度等について詳しく根拠をもって答えられるかなどを確認されることをおすすめいたします。